ニュース 電子 作成日:2014年10月31日_記事番号:T00053571
半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)が30日発表した第3四半期の連結売上高は66億9,100万台湾元(約240億円)と前期比35%増え、純損失は11億100万元と前期の約18億元から39%縮小した。31日付工商時報が報じた。
第3四半期はROM、NOR型フラッシュメモリーが需要期に入り、出荷量がそれぞれ過去最高を記録して増収につながった。また、設備稼働率の向上などで粗利益率も17%と前期比11ポイント上昇した。しかし、製品構成が悪かった上に、米スパンションとの特許訴訟における弁護費用が大幅に増えたことで依然赤字となった。
事業別の売上高構成比は▽フラッシュメモリー、57%▽ROM、32%▽ファウンドリー、11%──だった。
呉敏求董事長は、来年は12インチウエハー工場で30ナノ製造プロセスによるROM、NAND型フラッシュメモリーの生産が始まり、コスト削減が見込めるほか、減価償却費も大幅に減少するため、下半期には四半期ベースでの損益均衡を達成できると自信を示した。
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