ニュース 電子 作成日:2014年10月31日_記事番号:T00053573
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)が、鴻海科技集団(フォックスコン)でiDPBG事業群(デジタル製品事業群)総経理などを務めた鍾依華氏を総経理兼執行長に迎え入れる見通しだ。TPKは、11月4日に行われる董事会の決議を経て正式決定すると発表した。鍾氏のこれまでの経験を生かして経営立て直しを委ねたい考えだ。現職の孫大明総経理は副董事長に就任する予定。31日付蘋果日報などが報じた。
今回の人事異動について業界では、TPKがアップルのスマートフォンiPhoneの大口受注を逃し、第3四半期に赤字に転落したことや、新製品開発や顧客開拓が遅れていることなどから孫総経理の責任問題に発展したとみられている。
一方、総経理に就任する鍾氏は、鴻海のシンガポール、米国子会社などの幹部を経て、iDPBG事業群総経理としてiPhoneなどの受託生産に関するサプライヤー管理、生産、修理などの業務を担当していた。昨年4月に健康上の理由で退職。現在は投資会社「達勝創投」で総経理を務めている。業界では郭台銘(テリー・ゴウ)董事長の後継者との呼び声も高い。
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