ニュース その他製造 作成日:2014年11月3日_記事番号:T00053588
台湾水泥(台湾セメント、台泥)は31日、中国などで生産事業を手掛ける子会社の台泥国際集団(TCCインターナショナル)を通じ、6億7,500万人民元(約124億円)で中国・四川鉄路集団が四川省広安市に保有する、年産能力200万トンのセメント工場を買収したと発表した。これにより台湾セメントが四川省西部地区に抱える生産能力は年1,000万トンを超え、同エリア最大のセメントメーカーに躍り出た。1日付工商時報が報じた。
台湾セメントによると、四川省では下半期に入って以降、セメント需要が急激に高まっており、四川鉄路集団からの工場買収は今年度から業績への貢献が見込めると強調。同社の中国市場における第4四半期売上高、利益を5%押し上げると予測している。
このほか、台泥国際が貴州省凱里市に設置した新生産ラインが第4四半期中に稼働する見通しで、今後、成長著しい貴州市場の開拓に貢献が見込まれる。
さらに台湾セメントは現在、2016年時点での中国における年産能力1億トン突破を目指し、3件以上の買収計画を進めているという。
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