ニュース 食品 作成日:2014年11月3日_記事番号:T00053593
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA、食薬署)は31日、不正食用油事件を受け調査していた資本金3,000万台湾元(約1億1,000万円)以上の食用油メーカー27社の輸出入、輸入検査資料、製造工程、食品良好衛生規範(GHP)の状況を公表。これによると、全項目に合格したのはわずか5社にとどまった。1日付工商時報が報じた。
合格した5社は▽大統益(台南市)▽長春油脂工業・斗六工場(雲林県)▽福寿実業・台中港工場(台中市)▽中聯油脂・台中港工場(台中市)▽富味郷食品・第2工場(彰化県)──。
その他既に相次ぐ問題で工場の稼働が停止している▽大統長基▽強冠企業▽正義公司▽頂新製油実業・屏東工場──4社および現在食用油を生産していない2社以外の16社には何らかの問題が見つかり、改善を要求している。中には南僑化学工業・桃園工場(桃園県)や統一企業・永康工場(台南市)などが含まれているが、統一企業は既に改善を終え、南僑は7日までに改善する予定だ。
TFDAは、同日より資本金3,000万元未満の食用油メーカー250社の調査に移っており、年末までの終了を目指している。
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