ニュース 電子 作成日:2014年11月3日_記事番号:T00053596
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は31日、第4四半期の売上高は430億〜470億台湾元(約1,600億〜1,700億円)となり、前期比3〜12%増、前年同期比0.2〜9.6%増と予想した。張嘉臨財務長は、第4四半期の前年同期比増収は初となり、前期比でも増収となれば本格的に成長軌道を取り戻したことを意味すると説明。来年もこの勢いで業績成長が続くと期待を寄せる。1日付工商時報が報じた。
HTCは第4四半期の市場別のスマホ出荷状況について、インド、米国、欧州で成長を遂げており、中国では前期比2〜3割増の出荷目標を据え置き、インドでは年内にシェア1割獲得を見込んでいると説明。出荷台数は間違いなく前期を上回ると予想した。
また、グーグルとの提携で開発し、HTCが受託生産したタブレット端末「ネクサス9」は予約台数が予想以上だと明かした。来年は自社ブランドのタブレット端末も発売する計画だ。
なお、第4四半期の粗利益率は製品構成がミドル〜ローエンド機種に偏る影響で19〜21%と前期比1.9〜3.9ポイント下落する見通しだ。
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