ニュース 電子 作成日:2014年11月3日_記事番号:T00053597
3日付経済日報によると、アップルは来年、タブレット端末の製品戦略を大きく転換する計画で、7.9インチ「iPad mini」シリーズの販売を中止し、早ければ来年3月の発売が見込まれる12インチ以上の大型製品に注力するとの観測が出ている。なお、同大型製品は全て鴻海科技集団(フォックスコン)が組み立てを手掛けるとされ、iPad miniの組み立てを受注している仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)や和碩聯合科技(ペガトロン)が打撃を受けるとみられる。
5インチ以上の大画面スマートフォンが販売を伸ばす中、iPad miniの販売台数は昨年の3,900万台から今年は2,600万台まで落ち込むと業界では予測されている。こうした中、アップルは今後、「iPad Pro」の商品名で来年発売する12.2インチまたは12.9インチの大型タブレット端末に注力する考えとされる。
観測によると、iPad Proは電池モジュールの新普科技(シンプロ・テクノロジー、SMP)と順達科技(ダイナパック)、筐体(きょうたい)の鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)がサプライチェーン入りを果たすとみられる。
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