ニュース 社会 作成日:2014年11月4日_記事番号:T00053610
民間の気象情報会社、天気風険管理開発(ウェザーリスク・エクスプロア)の統計によると、台湾全土13カ所(平地)の10月の平均降水量は28.58ミリメートルで1947年の統計開始以来、同月の過去最低を記録した。今後中南部は半年以上の乾季が続くため、水不足が懸念される。4日付聯合報などが報じた。
10月の降水量が少なかった主因について天気風険管理開発の賈新興総監は、台風の少なさを挙げた。北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)で発生する台風は、例年10月は平均3.7個、台湾への上陸は0.4個だが、今年は10月3、31日に発生した2個のみに加え、北東からの季節風の影響で台湾には接近しなかったからだ。
今後の見通しについては、冬季も雨が引き続き少ないと予想し、水不足を懸念した。台湾北部は来年2~3月には雨量が期待できるが、中南部は梅雨の時期まで乾季が続くため節水を心掛けるよう呼び掛けた。
なお、台北観測所の10月平均気温は24.7度で、例年の平均23.6度と比べ1.1度高かった。
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