ニュース その他分野 作成日:2014年11月4日_記事番号:T00053614
東京、横浜からの輸入コンテナの放射能検査が17日から3か月間、試験的に財政部関務署高雄関で集中して行われることになった。4日付工商時報が報じた。
コンテナ用の放射線測定器があるのは高雄だけで、大半の通関は携帯用放射線測定器しかない。盧秀燕立法委員(国民党)は3日立法院で、福島第一原子力発電所事故以降、日本からの輸入コンテナは放射能汚染の疑いで通関を拒否された例が少なくなく、市民に不安を与えていると指摘。東京、横浜からの輸入コンテナを高雄関に集め、コンテナ単位で放射能検査を行うことを提案し、財政委員会で議決された。
財政部の統計によると、放射能汚染の疑いで通関拒否に遭った日本からの輸入コンテナは今年1~7月で15個、2012年からの累計で200個以上に上る。
財政部関務署の饒平署長は、今後2週間で経済部国際貿易局(国貿局)、行政院原子能委員会(原能会)と実施方法などを協議すると同時に、企業などにアナウンスすると表明した。また、3カ月間の試験期間終了後、立法委員が効果を評価してほしいと語った。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722