ニュース 商業・サービス 作成日:2014年11月4日_記事番号:T00053620
台湾では春節(旧正月、2015年は2月19日)を前に尾牙(忘年会)を行う企業が多いが、今年は相次ぐ食用油事件の影響を受けて、より安心感のある5つ星高級ホテルの忘年会プランに予約が殺到している。4日付中国時報が報じた。
台北晶華酒店(リージェント台北)などを傘下に持つホテルチェーン大手、晶華麗晶酒店集団(FIHリージェントグループ)と、台北駅北口の高級ホテル、君品酒店(パレ・デ・シン)などの雲朗観光(LDCホテルズ&リゾーツ・グループ)は、忘年会シーズンの12月から2月中旬の毎週金~日曜日の忘年会会場は9割、台北国賓大飯店(台北アンバサダーホテル)は8割、福容大飯店(フーロン・ホテルズ・アンド・リゾーツ)台北店では7割が予約で埋まっているという。
ホテル側にとっても忘年会は書き入れ時で、今年は自家製ラード(豚脂)の使用や、食品の衛生管理に関する「HACCP(ハサップ)認証」取得をアピールし、さらなる売上向上を狙う。
なお、呉中書・中華経済研究院(中経院、CIER)は、食用油事件を受けて今年は忘年会を行う企業の減少や規模縮小が予想されると指摘。また、春節の贈答品も食品を避ける傾向になると分析した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722