ニュース 電子 作成日:2014年11月4日_記事番号:T00053627
智慧財産法院(知的財産裁判所)は3日、鴻海精密工業が無給休暇取得中にライバル企業に転職した元社員を相手取り、企業秘密を持ち出されたことで損害を受けたと訴えた訴訟で、原告勝訴の判決を言い渡したと発表した。4日付経済日報が伝えた。
被告の包喬弘氏は昨年8月、鴻海のコネクター部門の幹部で、家庭の事情を理由に3カ月の無給休暇を取得し、同年10月にライバル企業の矽瑪科技(SIMULA)に総経理として移籍した。また、被告は鴻海の企業秘密を持ち出していた。
智慧財産法院は、鴻海と元社員が機密保持義務や離職後2年以内のライバル企業への転職を禁じることを盛り込んだ約定書を結んでいたとして、被告に対し、競業禁止条項補償費や過去3年間の賞与、現物給付された鴻海株の返還などを命じた。
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