ニュース 電子 作成日:2014年11月4日_記事番号:T00053629
タッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)が3日発表した10月売上高は前期比6.36%増、前年同期比20.18%減の57億6,100万台湾元(約214億円)だった。先月中旬に申請した会社更生法の適用の影響はまだ出なかったと言えるが、既に顧客の一部は発注を他社に切り替えており、今後の見通しは楽観できない。4日付自由時報が報じた。
ウィンテックへの会社更生法適用には債権人の同意が必要だが、同社は債権人および銀行と協議している最中で、保全命令獲得を目指すと説明した。また、会社更生法適用までは通常通りの出荷を行うと強調した。
ただ、宸鴻集団(TPKホールディング)は先日の業績説明会で、ウィンテックの顧客からの振り替え受注効果は年末まで続くと説明。凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)などの中小型タッチパネルメーカーもウィンテック顧客からの問い合わせを受けているとされる。受注を失えばさらに苦しい経営が続くことになり、財務問題解決が急務となっている。
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