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王品、食用油問題で10〜15%減収


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年11月5日_記事番号:T00053646

王品、食用油問題で10〜15%減収

 飲食店チェーン大手、王品集団(ワン・グループ)が品質に問題がある食用油を系列飲食店で使用していた問題で、同社の戴勝益董事長は4日、来店客の減少や返金措置などにより、売り上げが10~15%落ち込んだと説明した。5日付中国時報が伝えた。


戴董事長(右)は今回の危機対応に「ゼロ点」の評価を下した(4日=中央社)

 返金の受け付けは現在も続いているため、返金額の総額はまだ集計できていないが、第4四半期の業績への影響は必至とみられる。

 戴董事長はまた、危機管理が不十分だったことについて、「食の安全に関する事件に巻き込まれたことには弁解の余地がない」と陳謝した。政府が悪徳食用油業者を相次いで摘発していることについては、「懲役500年の刑を下してもまだ足りない」と批判した。

 戴董事長は先月下旬、従業員に「返金にも応じているのに、無限に責任を追及され続けるのは耐えられない」といった内容のメールを送ったことが批判を浴びていた。