ニュース その他分野 作成日:2014年11月6日_記事番号:T00053666
北京で週明けに開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)構想が主要議題となる見通しとなっていることについて、馬英九総統は5日、台湾もFTAAPに加わることに意欲を示した。6日付工商時報が伝えた。
馬総統(中)は、台湾はTPP交渉参加12カ国との貿易額が35%、RCEP交渉参加16カ国との貿易額が57%を占め、参加の切迫性が高まっていると指摘した(5日=中央社)
馬総統は同日、工作機械の国際見本市、「2014台湾国際工具機展(TMTS)」開幕式に出席し、「台湾がFTAAPに加わらないことはない。法規の緩和、自由経済モデル区などの市場開放で地域経済統合に加わる準備を続けたい」と述べた。
馬総統は中国との海峡両岸経済協力枠組み協定(ECFA)や日本との投資協定、ニュージーランド、シンガポールとの経済協力協定を結んだ点を挙げ、「これらはわが国が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)または東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉参加国と初めて結んだ質の高い経済協力協定であり、わが国の貿易自由化に向けた決心と努力を体現している」と指摘した。
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