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外貨準備高がロシアに肉薄、年内に3位浮上か【図】


ニュース 金融 作成日:2014年11月6日_記事番号:T00053669

外貨準備高がロシアに肉薄、年内に3位浮上か【図】

 中央銀行(中銀)が5日発表した10月末時点の外貨準備高は前月比7億8,000万米ドル増の4,214億7,600万米ドルだった。台湾の外貨準備高は世界4位だが、3位のロシアは欧米からの経済制裁や、原油価格の下落で外貨準備高が減少しており、その差を176億米ドルまで縮めていることから早ければ年内にもロシアを超える可能性が出てきた。6日付経済日報などが報じた。

 10月の外貨準備高は、世界的な米ドルの一人勝ちで、対米ドルレートでユーロは0.91%、日本円は1.62%、英ポンドは1.68%下落。これを受け純流出額が12億米ドルに上ったものの、投資運用がうまくいき、利息収入、投資利益に支えられ増加した。

 外資が保有する台湾株式と債券の10月末時点の市場価格と台湾元預金残高は前月比75億米ドル増の2,874億米ドルで、外貨準備高に占める割合は68%だった。