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北海油脂のラード使用、鼎王・王品・春水堂も


ニュース 食品 作成日:2014年11月6日_記事番号:T00053677

北海油脂のラード使用、鼎王・王品・春水堂も

 台中市政府衛生局は5日、飼料用油脂混入の疑いがある北海油脂のラード(豚脂)の出荷先として、▽鼎王麻辣鍋(鍋料理チェーン)▽王品牛排(ステーキチェーン)▽響食天堂(食べ放題チェーン)▽春水堂(喫茶チェーン)──などが含まれると発表した。タイ料理チェーンの瓦城もキャベツ料理に使用していた。ただ、同社は9月12日以降は使用していないと説明している。6日付蘋果日報が報じた。


一体どの油を使用すればいいのかと、業者は戸惑いを隠せない(5日=中央社)

 鼎王麻辣鍋の本社、鑫鼎王餐飲は今年1月~9月11日、北海油脂からラード1,196缶(15キログラム入り)を購入し、麻辣スープ8,423缶(12キロ入り)を製造した。正義公司(高雄市仁武区)の油製品の問題発覚を受けて使用を停止したが、10月14日時点で在庫は594缶しかなかった。

 王品は台中市五権路の店舗が今年、北海油脂からラード4缶を購入し、コーンスープ、牛肉や豚肉のソースに使用していた。

 響食天堂の台中大遠百(トップシティー)店は今年4~9月に北海油脂からラード6缶を購入し、広東チャーハンに使用していた。9月3日以降は入荷しておらず、現在は自家製ラードを使っている。

 春水堂は今年1~9月に北海油脂からラード315缶を入荷し、ジャージャー麺、ビーフン、おこわなど5品に使用していた。