ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年11月6日_記事番号:T00053678
給湯器メーカーにステンレス製の排気管を納入していた統領工業が耐腐食性が劣る低品質の鋼材を製品に使用していた疑いが強まったとして、法務部調査局は5日、同社を家宅捜索し、問題の排気管2万本余りを押収するとともに、張金発総経理ら3人を詐欺の疑いで取り調べた。6日付蘋果日報が伝えた。
政府は強制排気型の給湯器について、一酸化炭素中毒を防ぐため、耐腐食性の高い「SUS304」規格のステンレス鋼材を使用するよう指導している。しかし、統領工業は品質が劣る「SUS202」規格の鋼材を排気管に使用していた。問題の排気管は荘頭北(TOPAX)、和成集団(HCG)、台湾桜花(SAKURA)などに納入されていた。
張総経理らは取り調べに対し、「他社もそうやっており、競争のために追随した」などと供述。2005年以降、202規格の排気管を67万本販売したことを認めた。
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