ニュース 電子 作成日:2014年11月6日_記事番号:T00053682
市場調査会社、ディスプレイサーチの5日発表によると、テレビ用液晶パネルの高い需要が続いており、11月に入り32、40、42インチパネル価格が1米ドル上昇している。48、50インチ製品は横ばいとなっている。6日付経済日報が報じた。
ディスプレイサーチは、テレビ用パネル需要の高まりについて、積極的にシェア拡大を図るブランドメーカーが超高解像度4K2K製品の大規模な販促キャンペーンを準備していることが背景にあると指摘している。
一方、スマートフォン、タブレット端末用パネルが非需要期に入ったことから、スマホ用では4、4.5インチパネルは11月に入り価格が3〜5%下落、5インチパネルも1%下落した。タブレット用では10.1インチパネルの下落幅が3%と最大となった。なおノートパソコン用パネル価格は、0.1米ドルの小幅な下落にとどまった。
また円安が急速に進む中、シャープやジャパンディスプレイ(JDI)といった日本のパネルメーカーが中小型製品の価格競争力を高め、中国スマホ市場でシェアを拡大しており、瀚宇彩晶(ハンスター)や中華映管(CPT)が打撃を受けている。
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