ニュース 電子 作成日:2014年11月7日_記事番号:T00053701
金属筐体(きょうたい)大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が6日発表した第3四半期連結売上高は、前期比9.1%増、前年同期比39.2%増の145億2,900万台湾元(約550億円)、純利益は前期比32%増、前年同期比73.6%増の48億1,100万元で、ともに四半期ベースでの過去最高を更新した。7日付蘋果日報などが報じた。
同社の業績好調はアップルの4.7インチスマートフォン「iPhone6」のサプライチェーン入りが主因だ。同日発表した10月の売上高も前月比10.9%増、前年同月比18.8%増の54億1,000万元と過去最高を更新。第4四半期も2桁成長を見込む。
市場では来年は5.5インチの「iPhone6プラス」の受注が期待されている。これについて洪水樹董事長は回答を濁し、同社のiPhone6シェアはまだ低く、成長の余地があるとのみ語った。また、iPhone6の販売がiPhone6プラス人気に押され気味で、同社業績への影響が懸念されているが、「そんなことはない」と述べた。
洪董事長は、今後の生産能力拡充計画に変更はなく、来年は労働力不足が再発しないよう対策済みと語った。
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