ニュース 電子 作成日:2014年11月7日_記事番号:T00053707
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の第3四半期の連結売上高は前期比6.2%増、前年同期比47.3%増の574億7,200万台湾元(約2,200億円)、純利益は前期比6%増、前年同期比58%増の133億1,000万元で、いずれも過去最高を更新した。粗利益率は49.1%と前期比0.5ポイント下落した。第4四半期は47.5〜49.5%との予測で、謝清江同社総経理は来年下半期まで粗利益率の下落が続く恐れがあると指摘した。7日付経済日報などが報じた。
証券会社は、スマートフォン市場で中低価格機種の需要が高まって以降、価格競争が激しくなり、スマホブランドがコスト削減を進める中、チップメーカーは値下げを余儀なくされたと指摘。謝総経理によると、第4世代(4G)移動通信サービス時代に入ってスマホチップの価格競争はさらに激しくなり、4Gチップの競争は来年上半期にピークを迎える見通しだ。
ただ、謝総経理は、ライバルのクアルコムが低価格攻勢を仕掛けてきても正面から打ち合わず、十分な利益を確保できる製品も投入していくと語った。
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