ニュース 社会 作成日:2014年11月10日_記事番号:T00053715
高雄市ではデング熱の流行が38行政区のうち33区に広がり、8日現在で今年の累計患者数が9,818人に上り、うち9人が死亡した。9日付中国時報などが伝えた。
高雄市政府衛生局の何啓功局長は、台湾の4~9月の平均気温が過去134年で最も高かったことを一因に挙げ、「世界各地でデング熱の発生が目立ち、流行に近い状態だ」と指摘した。専門家は11月中に高雄市での感染者数が1万人を超えるとみている。
こうした中、高雄市政府はデング熱ウイルスを媒介する蚊を駆除するため、排水溝に海水を流す試みを開始することを決めた。
学識者からは効果を疑問視する意見も出ているが、何局長は「実験で効果が証明されたため、特定の場所で試験実施を決めた」と説明した。実験の結果、ボウフラは海水に5~6時間漬かると死亡することが判明したという。
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