ニュース 商業・サービス 作成日:2014年11月10日_記事番号:T00053725
台湾各地の温泉施設は、温泉取水料や電気料金の引き上げなどを受け、年初からこれまでに入浴料金を10~50台湾元(約37〜190円)値上げしていることが分かった。値上げ幅は10~33%となっている。10日付中国時報が報じた。
北投温泉の「滝乃湯」。そろそろ温泉が恋しい季節だが、ただでさえ割高な温泉料金の値上げはいただけない(9日=YSN)
温泉取水料は2003年に導入後、業者への影響を軽減するために取られてきた半額減免措置が廃止され、今年1月から1トン当たり9元に引き上げられた。
台北市の北投温泉で、日本統治時代から営業している公衆浴場「滝乃湯」は今年3月から入浴料を90元から100元へと値上げした。宜蘭県の礁渓温泉では、2人用の浴室の料金が300元から400元に引き上げられた。
一方で、温泉法は温泉施設に「温泉標章」の取得を義務付けているが、台湾全土の温泉施設519カ所のうち、これまでに標章を取得しているのは309カ所にとどまり、210カ所が標章未取得の違法経営状態であることが分かった。
経済部水利署と交通部観光局は、積極的に改善指導を続けている。
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