ニュース 食品 作成日:2014年11月10日_記事番号:T00053727
新北市の食品メーカー「盧佳食品」が、血液透析に使用する人工透析液が入っていた回収空きボトルを安値で買い取り、「仙草茶」を入れて出荷するなどしていたことが新北市政府衛生局の摘発で明らかになった。8日付蘋果日報が伝えた。
新北市政府衛生局によると、これまでに新北市では7社が盧佳食品から仕入れた商品35キログラムを廃棄処分にした(中央社)
同社は今月4日に衛生局の立ち入り検査を受け、石こう(硫酸カルシウム)粉末で豆花(大豆製のデザート)を製造していたことも判明した。いずれも出荷先は台湾北部の飲食店だった。
衛生局は「回収空きボトルは血液透析後の医療廃棄物には当たらないが、食品安全衛生管理法に違反している」として、合計24万台湾元(約90万円)の罰金処分を下した。
空きボトルに関しては、新北市内の病院から1本10元で買い取っていたもので、同社は「熱湯で洗浄後に使用していた」などと説明した。
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