ニュース 石油・化学 作成日:2014年11月10日_記事番号:T00053729
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王文淵総裁はこのほど、米国におけるシェールガス・オイル開発を好感し、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)による同国での高密度ポリエチレン(HDPE)工場新設、および南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス、南亜プラ)によるエチレングリコール(EG)プラントの新設などを含め、新たな生産能力拡充計画に20億米ドル規模の資金を投じると表明した。現時点でテキサス州またはルイジアナ州での工場建設を検討中だという。9日付工商時報が報じた。
台塑は現在、米国における第1次増産計画として2016〜17年の生産開始を目指しシェールガスを原料とするエチレンプラントの建設を進めており、第2次計画を合わせた台プラの投資額は40億米ドルに達する見通しだ。
王総裁によると現在、ナフサを原料とするエチレンの生産コストは1トン当たり約900米ドルだが、米国産シェールガスを使った場合、同約300米ドルと約3分の1となり、コストの低さから今後、市場の活性化が見込めるという。
台プラグループは8日、傘下企業各社の従業員を集め運動会を開催した(8日=中央社)
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