ニュース 電子 作成日:2014年11月10日_記事番号:T00053735
10日付経済日報によると、アップルのスマートフォン最新機種のうち「iPhone6プラス」(5.5インチ)の販売が予想を上回っている状況を受けて、同機種を独占的に組み立てる鴻海科技集団(フォックスコン)が供給逼迫(ひっぱく)状態となる中、アップルは和碩聯合科技(ペガトロン)にも生産を委託する意向との観測が浮上している。ペガトロンは「個別の顧客についてコメントしない」とした。
「6プラス」は組み立てが難しく、供給量がもともと少ない一方で需要が強いため、深刻な品薄状態になっているようだ。
ペガトロンは4.7インチの「iPhone6」の受注を鴻海と分け合っているが、「6プラス」も受注すれば設備、生産能力に関するアップルの新たな要求を満たす必要がある他、部品などの調達体制も調整しなければならず、受注するかどうか慎重になっているもようだ。
産業アナリストによると、ペガトロンの生産能力は鴻海の4分の1〜5分の1。iPhoneシリーズの組み立ては鴻海が80%、ペガトロンが約18%、緯創資通(ウィストロン)が残りを手掛けている。
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