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液晶パネル4社、10月売上高は好調【表】


ニュース 電子 作成日:2014年11月10日_記事番号:T00053737

液晶パネル4社、10月売上高は好調【表】

 液晶パネル各社の10月の連結売上高が出そろい、非需要期ながらおおむね好調だった。8日付経済日報などが報じた。

 友達光電(AUO)が7日発表した10月の連結売上高は前月比3.9%増、前年同月比9.1%増の369億9,500万台湾元(約1,400億円)で、ここ1年で最高だった。10インチ以上の大型パネル出荷は1,034万枚(前月比5%増)、10インチ未満の中小型パネル出荷は1,630万枚(8.3%増)だった。

 群創光電(イノラックス)の10月連結売上高は前月比0.5%減、前年同期比18.2%増の382億8,100万元だった。前月比で減収だったものの、3カ月連続で380億元以上を維持した。大型パネル出荷は1,210万枚(前月比4.5%減)、中小型パネルは2,594万枚(1.1%増)だった。

 市場では、大手2社の売上高は11月も高水準が続くが、12月は下向くと予測されている。

 一方、中堅パネルメーカー、中華映管(CPT)の10月連結売上高は前月比13.7%増、前年同期比2.5%減の49億6,800万元、瀚宇彩晶(ハンスター)は前月比7.2%増、前年同月比12.9%減の21億800万元だった。アップルのスマートフォン「iPhone6」発売前は模様眺めムードが漂っていたが、アップル以外のメーカーの需要が回復したことで、中小型パネルの出荷が増えた。