ニュース 政治 作成日:2014年11月11日_記事番号:T00053744
台北市長選挙で連勝文候補(国民党)と柯文哲候補(無所属)による初のテレビ討論が先週行われたが、10日付中国時報による支持率調査では柯候補が依然連候補を16.7%リードしており、以前とほとんど変わりがなかった。テレビ討論によって情勢好転を狙っていた連陣営は落胆しており、馬英九政権やメディアの報道に対する不満を強めている。11日付蘋果日報が報じた。
連勝文候補の父、連戦国民党名誉主席は10日、馬英九政権が軍人・公務員・教職員への春節(旧正月)前の慰問金を削減したことを「彼らの尊厳と感情を害し、特に国民党支持者に影響した」と批判した。また、連勝文候補が若年層の支持を得られていないことについては、民進党政権時代に行われた教科書の「脱中国化」によって若者の国家、民族、文化に対する認識が大きく変わったことを挙げた。
連勝文候補自身も、国民党が強い松山区でリードされている状況を「理解できない」と述べつつ、現在の状況はメディアが友好的でないためとの認識を示した。同区を選挙区とする国民党の羅淑蕾立法委員も、メディアはたいてい友好的でないと不満を述べつつ、各地の里長らの協力を得て、連候補に対する有権者の誤解を解いていきたいと語った。
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