ニュース 金融 作成日:2014年11月11日_記事番号:T00053747
金融持ち株会社、永豊金融控股(シノパック・フィナンシャル・ホールディングス)の張晋源策略長(最高戦略責任者、CSO)は10日、中台サービス貿易協定の施行後に受け入れる中国工商銀行(ICBC)からの210億台湾元(約790億円)の出資やこのほど完了した66億元の増資を踏まえ、近く台湾での合併・買収を推進していく姿勢を明らかにした。11日付工商時報が伝えた。
台湾銀行業界では現在、東南アジアへの事業拡大に関心が向いているが、永豊金は台湾での事業拡大という異なる道を選択する格好だ。
張策略長は具体的な買収ターゲットには言及しなかったが、「金額にして1,000億~2,000億元の地方銀行を探したい」と述べた。
条件に当てはまる銀行としては、華泰商業銀行、板信商業銀行、三信商業銀行、京城商業銀行、高雄商業銀行、瑞興商業銀行などで、元信用合作社系の金融機関が多い。
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