ニュース その他製造 作成日:2014年11月11日_記事番号:T00053754
台湾水泥(台湾セメント、台泥)は10日、中国などで生産事業を手掛ける子会社の台泥国際集団(TCCインターナショナル)が、12億7,000万人民元(約240億円)を投じて、中国湖南省のセメントメーカー、湖南金大地材料の全株式を取得し、さらに同社子会社2社を買収することを董事会で決議したと発表した。これにより台湾セメントの中国における年産能力は380万トン増加して6,260万トンに拡大し、華潤水泥を抜いて同国5位となる見通しだ。11日付経済日報が報じた。
台湾セメントは10月末にも中国・四川鉄路集団が四川省広安市に保有する、年産能力200万トンのセメント工場を買収したと発表しており、1カ月で中国での生産能力の10.2%拡大を決めたことになる。
同社は2016年時点での中国における年産能力1億トン突破を目指しており、華南、西南地域のメーカーを中心にさらなる買収交渉を進めている。
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