ニュース 食品 作成日:2014年11月11日_記事番号:T00053756
ベトナムのダイハインフック(大幸福)社が頂新国際集団に輸出していた飼料用油脂について、ベトナム戦争中に米軍が散布した枯れ葉剤に含まれるダイオキシンが残留していないかどうか念のため分析した結果、ひとまず基準値を上回る残留は確認されなかった。11日付自由時報が伝えた。
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は今月3日から4日にかけ、成功大学にラード(豚脂)やヘット(牛脂)のサンプル20点の分析を依頼した。このうち分析が完了した10点のダイオキシン含有量はラードの場合、脂肪1グラム当たり0.087~0.637ピコグラム、ヘットの場合、同0.218~0.863ピコグラムで、いずれも基準値(ラードで1ピコグラム、ヘットで2.5ピコグラム)を大きく下回った。
TFDAの姜郁美署長代行は「ダイオキシンは基準値を超えておらず、(検出された数値は)自然界に存在するもので、ベトナム現地が汚染されていないことを示すものだと考えている」とコメントした。残る10点の分析結果は13日に明らかになる。
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