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亜洲信託、財務悪化で公的管理下に


ニュース 金融 作成日:2008年2月1日_記事番号:T00005376

亜洲信託、財務悪化で公的管理下に

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は31日、金融再建基金(RTC)が同日午後、財務状況が悪化した亜洲信託を公的管理下に置いたと発表した。過去1年間で金融機関が公的管理下に置かれたのは6例目。1日付経済日報が伝えた。

 金管会によると、亜洲信託の純資産は昨年末時点で2億4,000万台湾元(約8億円)のマイナスとなり、債務超過の状態に陥っている。信託資金総額は139億元余り、融資残高は78億元余り、不良債権残高は22億元余りとなっている。今後亜洲信託の売却入札が行われる場合、投入される公的資金は少なくとも20億元に達する見込みだ。

 一方、亜洲信託は同日、シンガポールの損保会社から58億元の増資を受ける方向で交渉が進んでおり、交渉状況は金管会にも報告済みであることを明らかにした。

 亜洲信託は、台湾票券、大中票券などの金融機関が大株主で、持ち株比率は70%に達する。

 金管会の張秀蓮副主任委員は、亜洲信託は経営規模が小さく、株主の金融機関も損失準備金を計上しているため、金融市場への影響は限定的との見方を示した。

 公的管理下でも亜洲信託の顧客は信託資産が全額保護され、営業も平常通りに継続される。