ＥＭＳ（電子機器受託生産サービス）世界最大手、鴻海精密工業の郭台銘（テリー・ゴウ）董事長（64）に11日、５人目の子供となる女児「暁嬡」ちゃんが誕生した。郭董事長が取材に訪れたメディアに満面の笑みを見せる中、占い師は生年月日を基に「暁嬡ちゃんは将来、後継者となる可能性がある」との見立てを示した。
還暦を４年も過ぎて女児を授かり、郭台銘董事長は目元を緩めっぱなしだった（11日＝中央社）
郭董事長は前妻との間に１男１女をもうけたが、前妻を2005年に乳がんで亡くした後、08年に曽馨瑩夫人（40）と再婚。彼女との間には09年に女児、曉如ちゃんが、10年には男児、守善ちゃんが誕生している。
暁嬡ちゃん誕生を受けて駆け付けたメディアに対し「私は本当に女の子が好きなんだ」と目尻を下げる郭董事長は同日、フェイスブック上で娘を抱えた写真と、「新たな生命の誕生は新たな希望の始まりだ。この幸せを皆さんと分かち合いたい」などと記した手書きのコメントを公表した。
また、暁嬡ちゃんの出生時の体重は2,640グラム、身長49センチメートルで母子ともに異常はないそうで、コメントの中で郭董事長は出産を見守った主治医らに感謝を表明した。
なお、占い師の許大方氏によると、暁嬡ちゃんの生年月日・時刻からは将来高い能力を発揮できる他、トラブルに遭遇しても有力な支援を得て円満に解決できる相が読み取れるそうで、「大切に育てればキャリアウーマンとなり、さらには郭董事長の後継者となる可能性もある」と指摘した。
台湾が世界に誇るカリスマ経営者の跡取りは女の子かもしれない。
