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高雄市のデング熱対策、蚊駆除に海水利用で効果


ニュース 社会 作成日:2014年11月12日_記事番号:T00053773

高雄市のデング熱対策、蚊駆除に海水利用で効果

 高雄市政府衛生局がデング熱の流行拡大を防ぐため、排水溝に海水を流し、蚊の幼虫であるボウフラを駆除する実験を行ったところ、効果が確認されたため、対象を拡大することを決めた。12日付中国時報が伝えた。


台湾内外でも海水実験は実施されているが、住宅地の排水溝で行うのは珍しい(中央社)

 衛生局は10日、三民区内の排水溝に海水5トンを流し、10カ所にボウフラ20匹ずつ計200匹をストッキングに入れ、排水溝内に放置する方式で生存率を調べた。その結果、198匹が死んだ。

 ただ、比較のために海水に浸さないで放置したボウフラも80%が死んだことから、効果を疑問視する声もある。

 高雄市では11日、新たに4人がデング熱で死亡し、年初来の死者は13人となった。