ニュース 食品 作成日:2014年11月12日_記事番号:T00053782
高雄地方法院検察署は11日、豚肉に羊肉を混ぜるなどの手口で「偽羊肉」を鍋料理チェーンや、屋台、伝統市場などに出荷していた疑いで、羊肉卸業者など3社を6、7の両日、家宅捜索し、押収した肉から実際に豚肉の成分が検出されたと発表した。12日付蘋果日報が報じた。
ここ1年での3社の不正利得は数千万台湾元(1台湾元=3.78円)に上る(新北市政府リリースより)
家宅捜索を受けたのは、華元国際と同社系列の威峰国際(いずれも新北市新荘区)、金龍肉品(高雄市橋頭区)で、検察は責任者らを詐欺と食品衛生管理法違反の疑いで取り調べており、いずれも容疑を認めているという。
検察は今年8月から9月にかけ、高雄市内で販売されていた羊肉から豚肉の成分を検出し、問題の業者が羊肉に混ぜる手口で偽羊肉を生産していたことを突き止めた。中には羊の脂肪を加えただけで、羊肉が全く含まれていないケースもあった。
検察が高雄市政府衛生局と共同で流通ルートを調べた結果、台湾全土の117カ所に出荷されていた。
台湾で流通している羊肉は9割が安価な輸入肉だが、それでも豚肉を混ぜた偽羊肉が出回った事態に行政院農業委員会(農委会)は衝撃を受けている。
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