ニュース 電子 作成日:2014年11月12日_記事番号:T00053787
199米ドルなどの低価格ノートパソコン発売が相次ぐ中、受託生産メーカーは2015年、受注価格競争が激化して利益がさらに圧迫されそうだ。原価割れの赤字で受注しているメーカーもあるという。12日付蘋果日報が報じた。
和碩聯合科技(ペガトロン)は先日の業績説明会で、第4四半期の出荷台数は前期比20~30%増えるが、平均販売価格(ASP)が5~10%下落するため、売上高はそれほど伸びないとの予測を示した。英業達(インベンテック)は、行き過ぎた価格競争から、受託メーカーは来年の受注に慎重になっていると分析した。
業界関係者は、液晶パネルや筐体などの部品価格が下がらない限り利益が出ないので、受託メーカーが部品メーカーに値下げを迫る可能性があると指摘した。
資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)は、この2年ノートPCの値崩れが激しいと指摘した。特に顕著な個人向けノートPCは、今年のASPが572米ドルで前年比6.22%下落、来年は539米ドルで5.76%下落すると予測した。
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