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中台物品貿易協定、年内に交渉再開か


ニュース その他分野 作成日:2014年11月13日_記事番号:T00053799

中台物品貿易協定、年内に交渉再開か

 行政院大陸委員会(陸委会)の王郁琦主任委員と中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任は12日北京で会談し、▽中台物品貿易協定の推進▽台湾の地域経済組織への参加について近く協議・研究▽食品安全分野で協力強化▽1992年の共通認識(92共識)の堅持──など6項目で合意した。このうち中台物品貿易協定について張主任は、年内にも第10回交渉会合開催が可能との考えを示した。13日付工商時報が報じた。


王主任委員(左)と張主任(右)の会談は、今年6月に桃園県で開催したのに続き3回目だ(12日=中央社)

 張主任は、「中台は中韓自由貿易協定(FTA)より早く交渉を始めており、大幅な遅れは取りたくない。ともに急げば救いはあるが、台湾側の努力が必要だ」と述べた。

 杜紫軍経済部長は同日、自動車、石油化学、液晶パネル、工作機械の関税引き下げで、中国側に誠意が見られれば、年内に第10回交渉会合を開催できると話した。