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台湾元は通貨安で追随しない=中銀総裁【図】


ニュース 金融 作成日:2014年11月13日_記事番号:T00053802

台湾元は通貨安で追随しない=中銀総裁【図】

 日銀が量的・質的金融緩和を表明したことで、一気に円安が進行する中、中央銀行の彭淮南総裁は12日、「(台湾元は)通貨安で追随することはない」として、市民に冷静な対応を呼び掛けた。13日付蘋果日報が伝えた。

 彭総裁の発言は、円安を受け、日本円の現金に両替しようとする市民が銀行に殺到していることを受けたものだ。

 彭総裁は「アジア通貨はそろって下落しているが、台湾元の実効為替レートは2010年以降、韓国ウォンよりも(相対的に)低い」と指摘した。

 市場関係者は、円相場が1ドル=120円をうかがう展開となっても、彭総裁は量的緩和を実施せず、引き続き実効為替レートを韓国ウォンより低い水準に維持する方針で対処していくと予想した。