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建大のインドネシア工場、16年初め稼動へ


ニュース その他製造 作成日:2014年11月13日_記事番号:T00053807

建大のインドネシア工場、16年初め稼動へ

 タイヤ大手、建大工業(KENDA)は12日董事会で、インドネシア子会社、建大橡膠(インドネシア)の設立を決議した。登録資本金は3,000万米ドル、投資額は1億米ドル。2016年初めにもバイク、自転車用タイヤの生産を開始する。同社にとってベトナム工場に続く、東南アジア2カ所目の生産拠点となる。13日付工商時報などが報じた。

 楊銀明董事長によると、工場の候補地は西ジャワ州で、タイヤバルブ大手、六暉控股のインドネシア工場に近い。既に工場棟があるため、購入後に改修し、設備を搬入するだけで生産に入れる。まずバイク用と自転車用タイヤを生産し、インドネシアで販売するほか、輸出も行う。将来は乗用車用タイヤを生産する可能性がある。年産額150億台湾元(約570億円)以上を目指す。

 楊董事長は、インドネシアは急速に経済発展を遂げており、内需が強いと指摘。インドネシアルピア安で生産コストが抑えられるため、今が進出の絶好のタイミングだと話した。