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CSC、来年3%昇給も


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年11月13日_記事番号:T00053811

CSC、来年3%昇給も

 中国鋼鉄(CSC)は来年の昇給率が2.5~3%に上る可能性がある。建設業界でも昇給ムードが高まり、台湾全体の給与相場を押し上げそうだ。13日付経済日報が報じた。

 CSCの労働組合幹部は、政府が企業に賃上げを呼び掛ける中、今年の利益が目標182億台湾元の20%増し、218億4,000万元(約830億円)に達し、コストが年間37億元以上下がれば、特別ボーナスを1人当たり6,000元支給することで、労使が合意したと話した。

 同社の第1~3四半期税引前利益は202億元で、コストは34億元下がっており、実現の可能性は高い。昨年は税引前利益232億元で今年4月に2.7%昇給したので、労働組合は来年2.5~3%の昇給を期待している。

 CSC董事会は12日、未消化の年次有給休暇に対し残業手当を支払うなど労使協定の改定を承認した。