ニュース 電子 作成日:2014年11月13日_記事番号:T00053813
広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の梁次震副董事長は12日、来年のウエアラブル(装着型)端末の出荷台数は今年比2桁または3桁成長するとの予測を示した。顧客の受注状況は明かさなかったが、組み立てを独占受注したとされる、米アップルの腕時計型ウエアラブル端末「アップルウオッチ」がけん引するとみられる。13日付経済日報が報じた。
林百里董事長は、ウエアラブル端末は技術、市場ともにまだ未熟だが、将来必ず主流になると断言。同社は顧客向けの製品開発を積極的に進め、他社をリードしたいと語った。
アップルウオッチについて観測では、クアンタは中国の常熟工場(江蘇省)で生産するとみられるが、来年の量産に向け大量に従業員を募集しており、現在の1万人から年末までに2万人、来年は3万~4万人まで増員する計画だ。証券会社は、クアンタの積極的な従業員募集の状況からみて、アップルが同製品の販売を楽観視していることが読み取れると指摘した。
サプライチェーンによると、クアンタは既にアップルウオッチの部品調達を始めており、製品テストは最終段階にある。2カ月以内に量産に入り、早ければ2月中に出荷すると予測した。
なお、クアンタが同日発表した第3四半期の純利益は47億3,200万台湾元(約180億円)で、前期比16.4%増、前年同期比1.7%増だった。
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