ニュース 商業・サービス 作成日:2014年11月13日_記事番号:T00053814
豚肉に羊肉を混ぜるなどの手口で「偽羊肉」に加工し、販売していた卸業者3社の存在が明らかになったことを受け、各県市の衛生局は12日、一部出荷先および出荷量を公表した。台湾全土に40店舗を展開する鍋料理チェーン「千葉火鍋」もこれに含まれており、既に1.3トンが消費されていたことが分かった。13日付蘋果日報が報じた。
偽羊肉は台湾全土117業者に販売されていたことが分かっており、総出荷量については各衛生局が精査中だ(12日=中央社)
嘉義県衛生局が問題の卸売業者、華元国際(新北市新荘区)の出荷先である千葉火鍋のセントラルキッチン(嘉義県民雄郷)を調査したところ、華元国際から調達した羊肉1.6トンを冷凍室で発見し、全て使用を禁止した。同局によると、千葉火鍋は2011年4月より華元国際から調達し、最後に購入したのは9月18日の2.9トン。千葉火鍋を運営する欣冠達の広報担当は、「華元国際は主要調達先ではなく、調達量も多くない。経営には影響はない」と説明した。今後調達先の商品の検査状況を審査し、入荷後にも検査すると強調した。
その他、問題の卸売業者、金龍肉品(高雄市橋頭区)の出荷先には台湾南部で展開する低価格鍋料理チェーン、「老上海臭臭鍋」、「大上海臭臭鍋」などが含まれていた。
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