ニュース 電子 作成日:2014年11月13日_記事番号:T00053816
華碩電脳(ASUS)の沈振来執行長は12日、同社のスマートフォン出荷台数について、第4四半期に40%以上の成長が期待でき、通年では800万台に達するとの見通しを示した上で、「来年は少なくとも100%成長する」と予測し、できるだけ早く世界10位以内に食い込みたいと語った。13日付工商時報が報じた。
ASUSは来年、超低価格スマホ「ZenFone」の第2世代製品を発売する予定で、3カ月間のスマホ出荷台数は今年の200万台から400万〜500万台に増え、宏達国際電子(HTC)を抜いて台湾最大手となると証券会社は予測している。
なお沈執行長は第2世代「ZenFone」について、販売価格4,990台湾元(約1万9,000円)と9,990元の2種類となると明かした。
なおASUSが先ごろ日本で発売した5インチ機種「ZenFone5」が好調な売れ行きを見せており、家電流通市場調査会社、BCN(本社・東京都千代田区、佐藤敏明社長)の売れ筋ランキングで順位が先週の76位から今週(11月3〜9日集計)は18位まで大幅に上昇した。
この他、ASUSが同日開催した業績説明会での発表によると、第3四半期の連結売上高は前期比17.8%増の1,239億2,700万元となり四半期別で今年最高を記録。純利益も前期比21%増の58億1,100万元で過去6四半期で最高となった。スマホ事業の売上構成比は初めて10%を突破した。
沈執行長は「来年はスマホ事業で通年黒字を目指す」と語った(12日=中央社)
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