ニュース 建設 作成日:2014年11月14日_記事番号:T00053833
遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)が台北市の松山たばこ工場跡地で進めている台北文化体育園区(通称・台北ドーム)BOT(建設、運営、譲渡)計画で13日、ドーム施設の上棟式が行われた。遠雄の趙藤雄董事長は「工事は予想を上回るスピードで進んでおり、来年末に完工、2016年半ばに営業を始められる」との見通しを示した。14日付経済日報が報じた。
ドームの屋根部分(4,600トン)は地上から高さ62メートルまで持ち上げる世界でも珍しい工法が採用された(13日=中央社)
趙董事長はまた、台北ドームは全長が230×170メートルと非対称型室内ドームとしては世界最大規模を誇るなど、5項目の「世界初」を達成すると強調。台湾が世界に誇る建築物にしたいと語った。
なお都市開発計画に絡み、元内政部営建署長の葉世文被告に巨額の賄賂を渡していたとして起訴された趙董事長は、台北ドーム完成後、台湾初のヘルスケアとレジャー産業を融合させた大型園区として苗栗県後龍鎮で開発を計画している「遠雄健康生活園区」に専念すると説明。「これが完成すれば引退する」と表明した。
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