ニュース 電子 作成日:2014年11月14日_記事番号:T00053841
華碩電脳(ASUS)は自作(DIY)パソコン向け自社ブランド製マザーボードの第3四半期出荷枚数が、値下げ戦略の奏功により600万枚を突破した。通年でも2年ぶりに2,200万枚を超える見通しで、業界2位、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)との差を広げそうだ。14日付電子時報が報じた。
2010年以降、自社ブランド・マザーボード市場においてASUSは、ギガバイトの激しい攻勢に押され出荷量、利益とも減少が続いており、昨年は危うくギガバイトに最大手の座を奪われるところまで迫られた。
これを受けて今年、値下げ戦略を展開したASUSは、上半期こそ思うような効果を上げられなかったものの、第3四半期から経営陣は際限なしの値下げを指示し、予想を上回る出荷を達成。通年でギガバイトとの差を200万枚に広げると予測されている。
なお来年の見通しについてASUSの沈振来執行長は、中国を含め世界の自作PC市場で需要の成長が期待できない中、横ばいを達成できれば好業績と言えると語った。
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