ニュース 政治 作成日:2014年11月17日_記事番号:T00053851
台北市長選で国民党の連勝文候補が世論調査で劣勢に立つ中、父親の連戦・国民党名誉主席が、対抗馬で無所属の柯文哲氏の出自に言及した批判を展開していることが論議を呼んでいる。17日付自由時報が伝えた。
連戦・国民党名誉主席は16日、無所属なんて有権者を欺く手法にすぎないと批判した(16日=中央社)
連戦氏は息子である連勝文氏の選挙応援で、柯氏を「渾蛋(ばか者)」「日本官僚の息子」「皇民化教育を受けた」などと攻撃し、支持者からは「漢奸(漢民族の裏切り者)」「走狗(他人の手先)」などといった声が飛んだ。
これについて、柯氏は「父親は小学校の教員だったが、父のせいでなぜ『官僚の息子』呼ばわりされなければならないのか不明だ」と反論。祖父についても「自分が生まれる前に228事件で逮捕され暴行を受け、3年後に病死した。祖父が日本統治時代に何をしたのか知らない」と述べた。
その上で、皇民化教育を受けたとの批判についても、柯氏は「自分は1959年生まれで、小学校から大学まで中華民国体制下で学んだ。なぜそんな批判を受けるのか理解できない」と語った。
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