ニュース 食品 作成日:2014年11月17日_記事番号:T00053859
味全食品工業で14日董事会が開かれ、不正食用油事件で辞任した魏応充被告(57)に代わる新董事長に、元消費者文教基金会(消基会)董事長で弁護士の李鳳翱氏が就任した。魏応充被告をはじめ、魏一族の魏応交氏、魏宏名氏、一族の法人代表を務めていた全家便利商店(台湾ファミリーマート)董事長の潘進丁氏が董事を、康師傅控股(カンシーフ)の林清棠副総裁が監察人を退き、魏一族は味全の経営とは一線を画すこととなった。15日付工商時報が報じた。
味全ブランドの信用回復の課題は、李新董事長の双肩にかかることになった(14日=中央社)
李新董事長は、魏応充被告とは旧知の間柄で、要請を受けて就任したと明らかにし、今後味全の経営に介入しないことで魏一族と約束ができていると説明した。また、食品履歴制度の導入と情報公開に取り組む考えを示しつつ、頂新集団が現在資金面で苦しいため、限られたリソースの中で最良の対応をしたいと抱負を語った。
魏一族が退任した新董事には、台北医学大学薬学系教授で元行政員衛生部食品衛生処長の鄭慧文氏、世新大学副校長の陳清河氏、空中大学公共行政系副教授の沈中元氏が就任した。
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