ニュース 食品 作成日:2014年11月17日_記事番号:T00053860
台南地方法院検察署は14日、飼料用油脂をラード(豚脂)に混入させ、暴利を上げていたとして、北海油脂(台南市)の経営者夫婦の呂青協、呂黄麗華両容疑者を詐欺などの疑いで起訴した。15日付中国時報が伝えた。
検察は経営者夫婦が一連の犯行で7,722万台湾元(約2億9,000万円)余りの不当利得を上げていたと試算した。経営者夫婦は混入の容疑を否認しているが、取引先や従業員の証言から容疑が固まったとして起訴された。
また、台南市政府衛生局は、食品安全衛生管理法に基づき、北海油脂に5,000万元の罰金処分を下す方針だ。
一方、北海油脂が即席麺メーカー、維力食品工業に即席麺付属の調味油パックを2008年から販売していたとの指摘があることについては、13年以前の帳簿類の行方が分からず、現在検察が取引先から記録の収集を進めており、別途立件される見通しだ。
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