ニュース 食品 作成日:2014年11月17日_記事番号:T00053861
一連の食用油事件に関連し、頂新国際集団が食の安全問題の解決に向けた30億台湾元(約113億円)規模の基金を1カ月以内に創設すると表明していたが、その後動きがないまま16日で約束の1カ月が経過した。16日付工商時報が報じた。
これについて、頂新の食品安全革新委員会で臨時召集人に就任した潤泰集団(ルンテックス)の尹衍樑総裁は15日、「頂新の誠意を信じている。(オーナーの)魏氏一族は資金が不足しているだけで、もう少し時間を与えてほしい」と述べた。
また、委員会のメンバーについても、「多くの人が就任意向を示しており、顔触れの問題ではなく、資金のめどがつけば順調にいくはずだ」と述べた。
ただ、尹総裁は頂新が30億元を政府に寄付すれば、社内に革新委を設置する必要がなくなるとの考えも示し、革新委が実際の活動には至らない可能性にも言及した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722