ニュース 家電 作成日:2014年11月17日_記事番号:T00053864
金宝電子工業(キンポ・エレクトロニクス)傘下の三緯国際立体列印科技(XYZプリンティング)は14日、自社ブランドの食品用3D(3次元)プリンター「3Dフードプリンター」を発表した。アジア初をうたい、来年6月発売予定だ。販売価格は未定。15日付蘋果日報などが報じた。
発表会では3Dフードプリンターで作成したクッキーが披露された(14日=中央社)
同社の3Dフードプリンターは、プリントヘッドが1つの家庭用小型機と、3つの企業用大型機。ケチャップ、小麦粉を水などで溶いた生地、砂糖水などを「インク」として使用し、ピザやチョコレート、クッキーなどが作れる。台湾の大手食品メーカーと提携する予定だ。
同社は同日台湾で、3Dスキャナーと3Dプリンターの複合機「da Vinci(ダヴィンチ)1.0 AiO」を発売した。自社サイトやインターネット通販サイト「PCホーム」、家電量販大手の倍適得電器(ベスト電器)などで取り扱う。販売価格は2万6,990台湾元(約10万円)。米国では799米ドルで、発売2週間で数千台が売れた。
同社の3Dプリンター出荷台数は今年4万台に上り、世界市場シェアは米メーカーボットに次ぐ2位の予測だ。来年は新製品投入で10万~12万台を目指し、シェア3~4割で首位に浮上する見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722