ニュース 電子 作成日:2014年11月17日_記事番号:T00053865
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)の王雪紅(シェール・ワン)董事長は先日の中国メディアのインタビューで、HTCを売却する考えはなく、サプライチェーンを買収する意欲があると語った。15日付蘋果日報が報じた。
HTCは昨年の赤字転落で、聯想集団(レノボ)との戦略提携、買収などの市場観測が何度も浮上した。今年10月にはTCL集団の李東生董事長がミニブログサイト「微博(ウェイボー)」に、中台の華人企業が手を組んでアップル、韓国メーカーに対抗したいと書き込んだことで、TCLによるHTC買収説も流れた。
アナリストは、HTCは帳簿上の現金残高が約540億台湾元(約2,000億円)で、もし買収するとしても小規模企業に限られると指摘した。一方、外資系証券会社は、HTCをブランド価値、固定資産などから総合判断すれば、欧米市場に進出したい企業にとって魅力があると分析した。
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