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ウィンテック、Q3赤字156億元【図】


ニュース 電子 作成日:2014年11月17日_記事番号:T00053868

ウィンテック、Q3赤字156億元【図】

 先月会社更生手続きを申請した勝華科技(ウィンテック)は第3四半期の連結純損失が156億台湾元(約590億円)に上った。1株当たり純損失は7.62元。15日付工商時報が報じた。

 ウィンテックの第3四半期売上高は174億7,500万元で前期比16%減。在庫値下がりの損失計上は34億2,000万元、資産の減損処理は70億3,200万元で、合計104億5,000万元余りだった。

 ウィンテックは、主に中国の3カ所の工場エリアで工場棟や設備などの減損処理を行ったが、運営資金やキャッシュフローに影響はないと強調した。

 一方、同業の洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)は第3四半期連結売上高が前期比35.92%減の10億7,200万元で上場以来の最低、純損失は4億7,700万元だった。

 洋華光電は今年、中国の新興スマートフォンメーカー、小米科技(小米、シャオミ)から「紅米」の薄膜タッチセンサーを受注していたが、ウィンテックが受注していた後工程の貼り合わせまで受注し始めており、第4四半期は業績が改善しそうだ。